児玉龍彦教授と津田大介氏の対談を見た。
(http://www.ustream.tv/recorded/16442790)
社会や歴史を批評できる知識人にならなければいけないという強迫観念に憑りつかれていた自分に気づき、大いに反省した。知識人が一人増えようと増えまいと、どうでもよいのだ。
背伸びなどしなくてもよいのだ。
他人に評価してもらいたいという欲求は自然であるが、既に一度それを放棄した人間だ。何を今さら。
食いっぱぐれたとしてもそれが何だ。もともと科学史・技術史はアマチュアリズムだった。アマチュアでよいのだ。
無理をして頓珍漢な論評をしても、心ある数々の実践に水をさすのが落ちだろう。
能力と見識を兼ね備えた人がたくさんいるのを心強く思う。私ごときが一人いなくても、諸々の実践はしっかりと進んでいくのだ。
運よく人の役に立てれば儲けもの。
やりたいこと、できることを、機会あるかぎり淡々と行っていく。
それでよいではないか。
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